シバイタリーノ!〜今夜もスキニして〜 2005.3.20 O.A.その1 【 REPORT TOP 】 ‖ 【 TOP 】 ‖

ゲスト:八嶋智人(以下:八) マギー(以下:マ) パーソナリティ:ひよこ(以下:ひ) ひよじい(以下:ひじ)


ひ :今夜のゲストは先週に引き続いて八嶋智人さんとマギーさんです。
ひよ:やっぱちょっと関西の血を感じますね。喋り聞いてたらボケ突っ込みが。うん。
ひ :2週分しかお付き合い頂けないんですけど、もっともっとお付き合い頂かないと引き出しきれないぐらいの調子で持ってって下さいましたね。
ひじ:最後お別れのときになんか喋り足りんと。飲み足りんと。ということでね、ええ。今、もう横に控えておられますから。
八 :あ、言っちゃった(笑)

ひ:(笑)マギーさんあの、先週のオープニングの時にうがい(?)されてましたけど、今週もまた。
マ:はい、タッチ・アダムスです。
八:(大笑)
ひ:たぶんそうだと思いました。
マ:わかんねぇって(笑)
ひ:鼻にこう黒いものを挟んで。
マ:あの、品のいい。
ひ:今週もまだまだ面白い話も出てきそうなので、あの最後まで聞いてください。

〜  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  〜

ひ:今夜のゲストは先週に引き続き、八嶋智人さんとマギーさんです。こんばんは。
マ:よろしくお願いしまーす。
八:こんばんは〜。
ひ:お二人最近かなり忙しい毎日だと思うんですけど、実際お休みはあるんですか?
八:僕ね、今、休み三昧なんですよ。
ひ:ええっ?
八:その映画を、拘束はされてるんですけど、映画ってゆっくりなペースで撮るんですよ。僕の撮影の無い日もあったりとかして、
結構お休みが多い感じ。
マ:あぁそうですか。羨ましいですね。羨ましいですねって俺がね、すごい休みが無いみたいな言い方ですけどね。
八:でもないんだ?
マ:休みだらけです。
八:そうなの?
マ:仕事下さいっ!
ひ:(笑)
八:でも、書く・・から。
マ:はいはいはい。
八:ね、マギーさん。

ひ:休みの日っていうのは基本的に何してらっしゃるんですか?マギーさん。
マ:僕?僕ね、あのー最近ちょっとガチはまりなのがゴルフ。
ひ:おぉ〜。
マ:ええ。
八:え〜んげき人じゃなぁ〜い。
ひ:えぇ〜どれくらいで回るんですか?
マ:いやいや、ま、ほんま始めたばっかりなんで、えー昨日も行って来たんですけど、あのーとにかく小劇場って何となく今までこう貧乏やとかね、そういうイメージあったじゃないですか。でも今見てください。八嶋先輩とかのおかげで。
八:ふっふっふ(笑)
マ:ね、小劇場界の地位も少しずつこう上がってきております。
八:はあはあ。
マ:だからゴルフぐらいしたっていいじゃないか、ということでね。
八:でも多いよね。生瀬兄さんも
マ:僕もね、生瀬兄さんにいつも連れてってもらってるんですけど。はい。
ひ:ふぅん。
マ:ひとりで打ちっ放し行ったり、休みの日は生瀬さんと僕、行ったりと。まぁ似合わないですけどね。俺がゴルフやってる様は。
ひ:ちょっとイメージしがたいですけど。
マ:ひどいもんですよ。ええ。生瀬さんがビデオに撮ってくれるんですよ。えぇ、やってる様をね。これフォームの練習の為に撮ってるんですけど、
僕のはもう完全に爆笑ビデオになってる(笑)
八:(笑)

ひ:八嶋さんは普段休日は何されてるんですか?
八:休日はとにかくまったく趣味がなくって、こう、家でボンヤリしたり、してましたけど、あの去年僕ちょうど生瀬さんにゴルフ誘われたぐらいに、
ダイビングの免許を、ライセンスを取ったんですよ。去年ね。で、この間サイパンに高橋克実さんと二人で。
マ:おぉ。
八:ダイビングしに、高橋克実さんもあのお取りになったんで。
マ:えぇ、えぇ。
八:サイパン、急に決めたから、チケットがないって、、飛行機の。
ひ:えぇ。
八:いや、団体のパックならあるってあの団体のパック・・
マ:ツアーで?
八:ツアー。皆さんと一緒に。
ひ:旗持って?
マ:皆さんと一緒に、
八:はい。
マ:トリビアの二人が。
八:はい。最初は、は?って『キモッ』みたいな感じで(笑)見られて。
マ:そうですねぇ。
八:でまぁ徐々に写真撮っていいですか?みたいになって。あぁじゃんじゃんいいですよって。構わない、オッケー派なんで、
そしたら空港で50枚ぐらい、写真撮った。
マ:(笑)
八:わたし。
マ:またそこで好感度上げたんですね。
八:(笑)でもやで、帰りの飛行機の時に俺たち待ってたらね、最後の3組(?)くらいかな?『写真いいですか』ってあぁまぁいいですよー
なんっつって気持ちでいたらカメラ渡された(笑)
マ:(笑)

ひ:今週はですね、そのお二人の趣味の事ももちろんなんですが、お二人と舞台との深い関わりについてもお伺いしたいと思っています。
八:おっ、そうですよね。演劇の為の、演劇人の為のね、ラジオなのに、ほとんどしゃべってなくない?先週から。演劇のこと。
マ:ほんと喋りましょうよ。
ひ:じゃ演劇の話にしましょうか。じゃあですね、唐突なんですけど舞台を愛する理由を教えて下さい。
八:へぇ・・唐突なぁ・・
マ:唐突でまたデカい事を、言わはりますけど、舞台愛はねぇ、八嶋さんがすごく・・・
八:そうですね。僕大好き・・ですね。やっぱりその・・まぁ将来小劇でやりたいと思い始めたのが僕高校生・・・1980年(代?)。
マ:じゃあもうほんとに今の生瀬さんとかが芝居(?)をやりたくなる頃の、その時のブームにもう乗ってたんだ。
八:乗ってたというか、やりたいなって。
マ:へぇ。
八:で、そうですね、何か表現する・・っていう、そういうのがまぁバブルの時期だったし、日本は。浮かれていたし、で、やっぱりあのー出来たんですよ。今まで何かこうコツコツ何かする、どっかに就職するとかっていうことでお芝居してきたけど、自分達が表現したいと思ったら、イェイッ!と立ち上がりさえすれば出来た時期だったから。まぁ今もそうですけど、そういう意味ではすごいなんか自分は自分としている、みたいな、、自分として必要だと・・・(電波悪くてよく聴き取れず<(_ _)>)

ひ:マギーさんは?
マ:僕がいわゆる小劇場でやってた頃っていうのは、あのーとにかくお笑いがやりたかったんで、そのお笑いの表現手段がちょっと演劇っぽいっていうことだけであって、基本的に欲しかったのはお笑いなんですね。お客さんに笑って欲しかったんですよ。だから、やっぱりお客さんの前でやるっていうことが大きいんですよね。僕にとって舞台のある意味っていうのは。うん、だからお客さんが大好きです。うん、はい。
八:そうだね。
マ:はい。
ひ:マギーさんは映画の忍者ハットリ君の映画脚本もおやりになられましたけど。
マ;大して話題にはなってないすけど
ひ:いやいやいやいや。
マ:映画は、映画は話題になりましたけど僕が書いたことは大して話題にはなってない。
八:いや、逆に演劇人たちの中ではすごい話題になってたと思うよ、うん。
マ:あ、そうですか。
ひ:脚本を書く時っていうのは、どんな風にして書くんですか?
マ:あーと、そうですね。〆切り時までに書けと言われる〆切りの前、3日前ぐらいまでは何もしないですね。
ひ・八:へぇ〜〜っ。
マ:何もしないけど、ずぅーっと考えてますけど
八:うん。
マ:どんな感じにしようみたいなこと考えますけど、なんかこうメモ取って何して、とかってのは一切しないタイプなんで。
八:ふぅ〜ん。
マ:ずっと頭の中で想像想像繰り返し
ひ:うん
マ:ハットリ君は3日で書いたんで。あんまり・・
八:ほ〜。すごいねぇ。
マ:ええ、ま、その3日ほんまに不眠不休でしたけど、うん、一気に書く。
八:じゃ、書かないで・・なんか出来てから・・・書い、書き出したら早い。
マ:書き出したら早いですね。はい。

ひ:八嶋さんは書かないんですか?
八:書かない。
ひ:何でですか?
八:才能が無い。
ひ:(笑)えーっ、そうですか?
八:はい。
マ:書いてみてくださいよ。
八:一回ちょろっとね。昔、書こうかなと思って何ページか書いたことがあっても、全く持って才能が無いって、もう笑けるくらいの勢いだったから。だからやめました。
ひ:ふぅ〜ん。
八:やっぱその、で、演出も僕しないです。
マ:そうですね。
八:はい。
マ:ふぅん。
八:僕は高校生の時はね、なんかそのお芝居みたいな事してた時に、まぁ演出、をしたりしてたんですけど、俺が10人いればいいのに、
ってすぐ思って。
マ:あぁ〜
八:ってことは、演出家の器ではないんです。
マ・ひ:(笑)
八:要は、その相手の、その人の、ひよこちゃんの良い所を引き出すとか。そういうことが一切出来ない人は、演出としては、ダメなんですよ。だから僕はもうプレイヤーオンリーだなって。
マ:でもやっぱそこまで割り切れる〜のもひとつの才能でね、それがこうプレイヤー八嶋をこう輝かしてるわけですから、僕なんてただの器用貧乏で御座いますからね、これ。どれに対してもなんか○○○しちゃうとこがありますから。
八:うん、そやな。
マ:そやなって。
八:(笑)そうそう。

ひ:ちなみに八嶋さんは12月にナイロン100℃の『消失』に客演されましたよね。
八:はい。
ひ:以前から出演してみたかったっていうことなんですけども。
八:そうね。ずーっとケラさんとはそういう話をしてて、なんかでもタイミングとか、ケラさんの劇作家としての流れの中で、うん、あんまり縁がなかったっていうことなんですよね。ま、ようやく叶って出さしてもらって。
マ:それはよかったですねぇ。
八:うん、まぁ飽きなかったね。すっごいステージ数やりました。
ひ:マギーさん見に行かれたんですか?
マ:うん。もちろん行きましたよ。八嶋さんに関して、いやまあやっぱカムカムでやってらっしゃることと全然違うアプローチで、で、もちろんテレビ・ドラマでのテンション違う八嶋さんが見れたんで、あーやっぱこの人は底力持ってらっしゃる方だなと。ほんとに勉強させていただきましたっていう、これはマジでそう思いましたよ。
八:で、まぁケラさんに、そういう風に持ってってもらった、っていうのはあるかなって思いますけど、でもなんかやっぱりこう“へぇ”のメガネの方、とかっていうイメージが強くなってきて、いろんな、やっぱり、あのー演劇のその場所を作ってる側の人たちが、僕のそういうパブリックイメージを、壊したいって思ってくれるっていうのがもう今はもう凄いありがたいことだなぁと。

ひ:『消失』もあのシリアスなお芝居でしたけど、もう一本の『超人』っていうのもシリアスでしたよね。
マ:この超人での、八嶋さんの役、初めてテレビで見てて観に行った方は、
八:わかんなかった
マ:びっくりされてたでしょ。メガネの、ヤクザ、極道の柄の悪ぅ〜い役なんですよ。
ひ:今、メガネをしてなかったっていうんですけど、メガネを外されるっていうことはもう八嶋さんにとってとても大きなことですか?
八:そうです。大きいです。まず、、、
マ:服を着ると同じくらい
八:ほぉ今のなかなかいい例えですね。2週目になってもまだ裸なんだけど(笑)
  でもあのー僕、コンタクトが出来ないんで、まず。よく見えないってのがあるんですけど。メガネを取ると。0.03・・くらいなんで。 マ:ほう。
ひ:あぁ〜。
八:で。で、メガネベストドレッサー賞も頂いたんで、そのええ直後の公演だったんで、普通に眼鏡するだろと思ってたけど、それもやっぱり初めてそのずーっと一緒にやってきている、劇団カムカムミニキーナ主宰の松村武っていう男がですね。眼鏡をするっていう・・・
マ:眼鏡取れと。
八:取れと。
マ:へぇ〜殴られるみたいやね。
八:そう、歯をくいしばれ、バァーン!みたいな。
マ:眼鏡を取れ。
八:うん、眼鏡をやっぱり取ってもらいたい。で、その、客に媚びたような芝居するな。
マ:うん。
八:・・っていうのをすごい言われて、だからまぁ、相手役に楠見薫さんっていう方が一緒だったんですけど、その人の懐も大きく、だからまぁ結構集中して出来ましたけどね。
マ:まぁいい状態で八嶋さんもこう振り子が振れてるなぁ〜っていうイメージですね。さっきこう“へぇ”のメガネの方っていうところと、パブリックイメージを壊そうとする演出さんとの出会いみたいなとこで。
八:でもねやっぱ、楽し〜いね。どっちも。
マ:羨ましいですね。
八:どっちも楽しいから、でもまぁ、マギーがそうやってそういう、今度、ね、場所を作る側の一応人間でもあるからやっぱそういう意味では何かしら一緒に、マギーと仕事は出来たらな、っていう風に。
マ:せやね。

ひ:マギーさん先程もありました、あのー脚本書かれますよね。HPで拝見したんですけども、
マ:はいはい。
ひ:『宝は想像力』っていう風に。
マ:あー言ってましたね。はい、はい。
ひ:どういうことなんでしょうか。
マ:でもねぇ子どもの頃からほんとに想像ごっこをずーっとしていたんですね。その延長で今何となくそれがお仕事になってるようなところがあるんで、ほんとに、想像、大好きですね。
ひ:へ?子どもの頃例えばどんなことをしてらしたんですか?
マ:あの例えば野球が好きだった時は、壁にこうボールぶつけながらずーっとその、1回の表から9回裏までを自分で実況しながら・・
八:うん
ひ:え〜!?ウソー!?すごーい!
マ:うん、やっていったりとかいうそんな子だったんで。
八:それいいねー。でもそういう人多いよね実際に。やっぱり物語だもんね。それ1回から9回までね。
ひ:え、それをひとりでやるんですか?
マ:やってたりとか、はい。やってましたね。で、サッカーが好きになったら、俺はこう今ワールドカップを目指す、として〜みたいなことをね、うん、その最後の○○○○から始めてみたりとか。そんなことばっかりやってましたから。うん。

ひ:それが劇団に結びついたのは、どこなんでしょう?
マ:だからあのーやっぱり僕も、あのー東京出てきて、何かそのもちろん劇団っていう、どっかに所属してね、で、人の書いた脚本(ホン)を面白く演じるっていうことをやろうと思って、もちろん東京に来たんだけども、さっき八嶋さんも言ってたように、自分でやろうと思えば、出来んねんなーっていうことに気づいて、じゃあちょっと一旦今まで想像遊びしてきたことを、この2時間でじゃあ何、想像するってことで始めたら、これ、なかなか評判良くってですね(笑)そのまま、続けてしまったっていう。
八:いやぁでもジョビジョバが出てきた時の、その評判というかまだ見てない時に、ああジョビジョバってすっげ〜面白い劇団出てきたっていうのは、結構何、瞬く間に広まったかな、と。
マ:5年間くらいですけどね。きちっとあの活動してたのは。5年間の間中、ずーっとブレイク寸前って言われて。
八・ひ:(笑)
マ:寸前したまま・・・
八:カムカムミニキーナは今年15周年なんです。
マ:はい、あぁ、なるほど。
八:にも関わらず若手注目株っていう風な(笑)未だに。
ひ:さてお時間が来てしまいましたので、この後もお付き合い頂きます。
八:じゃあ演汁を。

つづく。。。。

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